ボドゲステーションはゲームでつながる交流の場

• twitter
• facebook
• google+
• はてブ

定年退職し、そこで初めて気づいたのは仲間がいないという事でした。かつての同僚たちとはあっという間に疎遠になり、自宅の近所には知り合いがいない。このままでは脳が活性化しなくなると考え、船橋 認知症対策で話題になっているボドゲステーションを利用することにしました。

ここはボードゲームをやることで脳の活性化をサポートするというコンセプトのコミュニティ施設ですが、仕事一筋で生きてきた私はこの種のゲームをやったことがなかったので不安がありました。ところがスタッフの方が初心者用ゲームのルールを丁寧に教えてくれましたし、同じような境遇の方も結構おられ、一緒に楽しむことができました。現役時代はデータ分析やビジネス戦略を担当していたので、先を読む力や推理力が重要なボードゲームの奥深さが分かるにつれて楽しみも倍加しました。

船橋 認知症施設ではありますが、ここは小学生や中学生たちも結構利用しており、シニア対若者という世代を超えた対戦も日常的にみられるのが大きな特徴です。時にはコーヒーを飲みながら、若者の勉強や進学の心配事に耳を傾けたり、私がよく知らない歌や流行などを教えてもらうことで世代間交流も図れるので、ゲームによる脳活性化に加え、日々の充実感も得られています。